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 マルモス 

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概要

名称:マルモス (Malmoth)
学名:ナヴ・プロボスキディア (Nab-Proboscidea)
分布:惑星ナベリウス・森林凍土エリア (Planet Naberius “Tundra")
エネミー種別:原生種・討伐対象 (Natives for Subjugation)

撮影

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解説

凍土エリアの異常気候はダークファルス【巨躯】の封印処理の影響に因るものであることはもはや周知となった。封印にまつわる話、またどのように気候へ影響しているのか。マルモスについての解説の前に凍土エリアという前提について語る必要がある。マスモスの生態についてのみ興味があるということならば、セクション記号「§」まで読み飛ばしても良い。

政府により秘匿された凍土エリア発生に関する事情

40年前の新光歴198年【巨躯】最終決戦の当時、オラクル船団は混乱を極めていた。ダーカーの攻勢凄まじくオラクル船団での本土決戦まで行われ、長期無期限の戒厳令下、多数死傷者が生じ、臨時徴兵、食料制限、通信統制、憲兵による礼状無しでの捜査・逮捕・勾留、宙域離脱派・反戦派はテロリスト扱いで即決裁判で極刑を下す等、かかるダーカー戦闘の為の決断であれば人権すら停止せざるを得ない、まさに暗黒の時代であった。
宇宙連合軍対ダーカー戦術部、通称「アークス」はその全兵力をもって総力戦の只中にあった。アークスは、卓越したフォトン特質と熟練の戦闘技術を兼ね揃えた最精鋭であったが、その中において特別の活躍をした人物がいる。後に三英雄を称される、レギアス(当時33歳)の戦果は筆舌に尽くし難いものがあった。

現在のアークスは、連合軍臨時エクセプションプログラムによる一般市民からの自由公募による入隊方式であり、フリークエストによる各個撃破戦略が採用されている。末端隊員は准尉待遇の軍属として扱われるが、連合軍正規兵と同じ権限は持たず、あくまでもダーカー討伐についてのフォトン兵装・設備の使用が認められるのみである。よって除隊も再入隊も自由意志によって認められる、市民義勇軍(TVF)といった地位にある。だが40年前当時のアークスはまだ、連合軍正規兵の中からの選抜特務部隊であり、正規の軍教育を受け戦略戦術計画に基づいた軍事行動を行っていた。

レギアスの当時の階級は少佐。一個大隊2000名の兵を指揮する立場である。レギアスの個人としての戦士の錬度は凄まじく、歴戦の勇士として多数の勲功章を授与されている。またその指揮能力においても最高の評価を得られており、彼の部隊を投入した軍事行動の勝率100%である事、戦死者が極小である事、また、部下の中から多数の有能な指揮官を輩出する育成についての能力も高く、人格者でもあり、軍を象徴するアークスの中でもさらにアイドルのような地位にあり、まさに「英雄」の名に相応しい人物であった。

連合軍研究部、通称、虚空機関「ヴォイド」はレギアス少佐を第二世代アークスのモデルケースとして特殊戦略作戦コマンド(STC)という新設部隊の隊長として招聘した。レギアス隊には最新鋭フォトン兵器が配備され、新規開発されたフォトンアーツ、強化型ムーンアトマイザー(後にコスモアトマイザーとして製品化された)、等、様々な物的支援を受け、新戦術の研究、新教育計画の立案、民間軍事企業の自己防衛事業の顧問など精力的な活動をレギアスは行っていた。そしてついに、現在の形のアークス組織の基礎を作り上げ、正規軍とは切り離されたゲリラ部隊的ポジションの新アークス組織への変貌をさせることを成し遂げる。(これは政府広報正史によるものであり、真実はレギアスの背後で虚空機関が暗躍しての結果である、というのが現在の通説である。ルーサー事変により、レギアスが軍の暗部に深く関わっており、打算による綿密な計画で行われた「英雄演出」であったと、現在のレギアスの評価は最低にまで落ちた。しかし彼の戦歴が、オラクルのみならずアルファ銀河域のダーカー殲滅に多大な貢献をもたらした事をも否定するわけにはいかない。アークスの、特に六芒均衡の功罪についてはより深い説明によって理解をすべきではあるが、本項でこれ以上を語る事は控える)

【巨躯】戦役の最終段階において連合軍統合作戦本部の幕僚会議に下士官であるレギアスが参加する事になったのは、軍部の無能を示すのであろうか、或いは、レギアスの提出した新戦術が優れたものであったからであろうか。
負フォトン(ネガフォトン)特性を持つダーカーは、正フォトン(ポジフォトン)特性をもつアークスを優先的に攻撃してくる性質を持つ。レギアス考案の新戦術は、軍の組織的統率に基づいた効率的一点集中攻撃をやめ、極小部隊の独立各個撃破攻撃戦法に切り替えるというものであった。戦力の分散は悪手であるのは古代よりの常識であるが、ダーカーの特殊な性質にはこれが非常に有効であった。【巨躯】に巨大戦力で当たった場合、【巨躯】はその名の通り超々大型戦略個体としての合体攻撃をもって相対されてしまうのだが、小戦力の部隊に分散させると何故か【巨躯】自身も分離しての中型ダーカー、ファルス・アームでの攻撃をしかけてくるようになる。フォトン物理学における比熱容量、示量性状態量を考える時、ダーカーの負フォトン係数はその体積の2乗に反比例する事から、敵戦力評価は劇的に低いものとなり、絶望的であった戦力差が互角以上にまで盛り返すことに成功する。そして数百時間の連続した戦いの後、【巨躯】のほとんどの物的質量を浄化することができ、直径1m程度のダーカーコアを確保することに成功した。

ダーカーの侵食というのは時間同期不全を起こす事を言う。時間には正負の性質がある。光速に近づくにつれ時間速度に遅延が生じる事は広くしられているが、物体の速度にかかわらず、時間はその同期性を失わずにしかして長短の変調が行われている。虚空機関総長ルーサーの著作である「全知論」にはこう記される。「国際単位系で定めるところの各種度量衡の基とされる物質的原器は、所詮、実現しうる限界上の正確さによって作成されたにすぎない。物差しとして存在する尺度は分子運動量や重力ドリフトによって変化する。しかして実際に1mmという長さは存在するし、論理上の計測が可能なら、全宇宙の距離単位は統一的であり、そこにずれは無い」
1分という時間は1分という絶対的長さで計測はされるが、実際において1分を誰がどう体感するかについては可変である。ダーカーはこの時間のずれを発生させる歪曲収差波動を発振する。光と影があるように、時間の正負もまた裏返しの存在である。ダーカーをフォトンで破壊するのも完全なる破壊ができているわけではない。正のみの純粋宇宙、生命にストレスの無い環境は生命の多様性を生み出さず、緩やかに全種の老化を促す事になる。ダークファルスを完全破壊してしまうと、ナベリウス宙域を概念的砂漠化することとなる。よって当時のアークスの科学技術の粋を結集し、ダークファルスを時間凍結する事となった。

描像として語られる時空泡は、時空の量子化において、存在時間がプランク時間程度で生成・消滅する物理的対象として考えられる。1個の質点の運動は、3つの空間座標と1つの時間座標で表される4次元空間の中の、1本の連続曲線、軌跡として表現され、重力による4次元時空の曲がりに相当する事で、一般相対性理論で定義できる。ボソン粒子制御技術を用い、ダークファルスコアをナベリウスの固有磁気場に静止させる。グリムモノリスを周囲に配置させ、正フォトンと負フォトンの同調交換を行い、テケン・オベリスク (制御塔) によって、地殻に埋められた全長数キロにも及ぶフェルミオンスタビライザーを起動させ、時間凍結を行っている。保護場で凍結範囲を抑えこんではいるものの、フィールド表面は絶対零度の静止世界となる為、周囲を広範囲に冷却することとなった。凍土エリアは発生するオーロラは、中高緯度地域である為、自然発祥として観測されるわけではもちろん無い。夜側に流れる太陽風と無関係に昼側でも発生するこの「オーロラ」は、グリムモノリスの排出する負フォトン流が大気のエーテル流と反応して発光するのであり、太陽風を反射することで昼側に擬似的に同環境を生み出すのである。

40年間という生物史上の尺度で見た場合の一瞬にも見たぬような短い期間において、凍土エリアの生態系が独自に作られたのは【巨躯】の時間凍結による気候変化が原因とするのは論理的ではない。遺跡エリアで凍結されている【巨躯】の凍結時間で、周囲の通常時間との間で時空混乱が起きる。因果律とは異なる物理系が隣り合う時、緩やかな融合を行う性質は、時空物理の基本則である。単一時間流でしか思考できなかった旧人類がパラドックスと呼ぶものも、高次フォトン物理においては矛盾を生じない。ナベリウスの太古氷期時代の原生生物が凍土エリアという歪んだ時空に新たな存在が発生するのは、複数の異なる時空の投影であり、重なりあって観測されているに過ぎない。凍土エリアの時空投影は自然現象だが、壊世エリアの時空投影は何者かの意図的な干渉によるものであり、過去未来の投影ではなく多重宇宙間での投影となり、似て非なる現象と考える側面もある。

マルモスの解説 (§)

マルモスは古代種デ・マルモスの幼生体である。長い鼻が特徴の陸上哺乳類。鼻は腕のように色々なものを持つ事ができる。小さな木の実や、堅い木の枝、またやわらかな雪を救い雪球をつくって飲水としたり投擲しての武器にする器用さがある。視力は弱く可視光領域が狭い。赤外線を読み取れる為、夜間でも熱源センサーとして他動物の存在を視覚見抜く事ができる。しかし実際には嗅覚と聴力による感知力の方が優れている。特に堅い皮膚に覆われた足の裏が音波センサーとして働き低周波数の音を聴き分ける。30~40km先の動物の足音も判別できるという。自然音と動物の発する鳴き声の違いを知り、人の声も個体毎の聞き分けが可能。声色から感情的な意図を理解し、優しく話しかける事によって警戒を和らげることすらあるとされる。

草・葉・果実・野菜などを食べ、ミネラル分の補給の為に泥や岩塩を摂取することもある。1日に50Kgの植物、100Lの水を必要とし、ほぼ一日中が食事の為の行動である。マルモスの死体や骨格が自然状態で発見されることが全くと言っていいほどなかった為、他の動物に知られずに定まった死に場所を持つ、マルモスの墓場伝説が生まれた。しかし実際には他の肉食獣や鳥、更には微生物によって骨格となり、骨格は風化作用で短期間で破壊され土に還っているにすぎない。

考察

ロジオ「『ピンクのマルモスが見える』なんて表現があります。酒で酩酊したときに見える幻覚の婉曲表現ですが、幸せを運ぶ生き物としてポジティブに語られますよね。また『見えざるマルモスの神』なんて言葉もあります。ナベリウス発見は新光歴40年。200年余の期間の間に生まれた新興宗教で語られるのですが、凍土エリアが形成されてからは化石でしか語られなかったマルモスが実際に存在するクリーチャーとなり、一時期猛烈な布教活動が話題となりました。自然信仰を行う彼らはダーカー侵食された原生生物も保護対象にすべきだなんて原理主義者に陥ってしまい、今ではテログループに認定されてしまいました。彼らを揶揄する意味で『見えざるピンクのマルモス』という風刺が用いられ、宗教懐疑論者が使用する修辞的例証となりました。見えないのにピンク色がわかってるという皮肉です。マルモス自身にとっては、自分たちの存在を使われた表現がそのような意味で使われる事は不本意でしょうね」


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